暮らし

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日々の暮らしで一番大切なことは
ストレスを感じることなく
笑顔で暮らせることです。

多くの方が、いつも片付いたきれいな家で暮らしたいと思っています。
しかし実際は、なかなかうまく
いかないことが多いようです。

時間がない、忙しい。
子供がいるから。

こんな風に、奥様が全てを背負い込んでしまっていることが多いのです。

毎日の暮らしの中で大切なのは、まず奥様が笑顔でいられることです。
奥様がいつも笑顔の家は、家族みんなが自然に笑顔になる家なのです。

家づくりの工夫で、奥様のストレスを減らすことができます。
奥様の笑顔を中心に家族みんなの笑顔が生まれる家が理想なのです。

電気を点けて初めて気がつく照明

照明器具は点いてるときの雰囲気も大切ですが、消えている時に気にならないことも大事なポイントです。明るい昼間、消えてる照明器具が無意味に目立ってしまうことはよくないと思います。

昼間は室内の装飾として見せて、スイッチを入れて初めて「照明なんだ」と気がつくデザインにしていますので、照明が消えている昼間も空間を綺麗に整えることができます。ペンダントのようにインテリアとして存在するものは ともかく、そうでない照明器具はさりげなく控えている方がよいと思うからです。

また、部屋中をパ~と明るくするような照明計画は原則としてしません。住まいは事務所ではないのですから、心が落ち着けるように照明計画はしなければならないと考えています。
住まう家には、照らすのでなく 必要な明るさを灯すという考え方が適していると思っています。

照明の種類と位置で複合的に計画することが大切になります。そのようにすることで空間に表情が生まれます。明るいところは人が集うところになり、それに比べ少し暗めのところは空間の境となるのです。

天井面の一部が照明

天井面の全部が照明・足元の間接照明

いつもは開けておけるトイレ

使うときだけ閉めて いつもは開けておけるトイレがいいと思います。使わないとき 開けておくことで、トイレ前の空間が明るく 風通しもよくなります。トイレの前まで行って 初めてここはトイレなんだと 気が付くような設えをしておけばよいのです。

トイレの引き戸を閉めると、そこに棚が現われます。トイレットペーパーや小物を置くのにも とても便利です。

 

吹抜けの条件

吹抜けをつくるときは、単に上階の床を抜いて天井の高い空間をつくるのではなく、同時に上階までの大きな壁面を意識してつくることが大切です。
天井は、わざわざ見ないと見えないものですが、壁は何もしなくても いつも見えているものです。吹抜けによってできた 大きな壁は家の中に迫力のある空間をつくります。

「そこ」という距離感は階段12~13段分

吹き抜けの1階から2階を見上げたとき、「そこ」という距離感は、ちょうど階段12~13段分くらいの高さが適当だと思います。
階高でいうと2m40cm~2m70cmくらいです。仮に、階高が3mくらいになってしまうと「そこ」でなく「あそこ」になってしまいます。

それでは一軒の家でありながら 1階と2階が別物になってしまい 良くない意味で生活の空間が間延びてしまいます。

吹抜けの真下は動き回るところ

吹抜けの真下に、家具を置いてみてください。なんとも、落ち着かないものです。
吹抜けの真下は、人が立って過ごすところであって、人が活動するところなのです。
ですから、ソファーのような落ち着くための家具などは、吹き抜けの真ん中から少し外して置くようにします。

ペンダント照明はインテリアとして扱う

照明器具の中で、唯一 魅せる照明器具として「ペンダント照明」があります。
ダイニングテーブル上の ペンダント照明の場合は、高さを目線より少し下に合わせるようにします。
そうすることで照明の光が、直接目に入ることもありませんし、椅子に座った時の高さも 丁度よい高さになります。

キッチンの換気扇

◆低い位置に付ける

料理を始める前に換気扇をつける。これはレンジからでる煙を上手に排気するためコツです。換気扇を先につけ 前もって気流をつくることで、煙を気流に乗せて効率よく排気することができます。

一般的な換気扇は、レンジフード付きで高い位置に取り付けることが多いのですが、シンプルな壁付けの換気扇をお奨めしています。理由もシンプルで、低い位置の方が換気効率がよく 何よりお手入れが簡単にできるからです。

◆もう一つの小さな換気扇

キッチンの大きな換気扇を回していると音がうるさいので、料理が終わると5分もしない内に止めたくなるものです。しかし、それでは部屋にこもった空気を換気することは無理だと思います。そこで キッチンにもう一つ小さな換気扇を付けることを提案しています。これだと回していても音が 小さいので気になることがありませんし、1~2時間もするとすっかり臭いも取れてしまいます。

キッチンには出しておきたい物と出しておきたくない物がある

キッチンには出しておきたい物と出しておきたくない物があります。
出しておきたい物は、電子レンジやトースター・・・など。
出しておきたくない物は、調味料や調理器具・・・など。

調理機器などは、それらを置くカウンターを設けると 作業性もよく きれいにまとまりますし、

調味料は、レンジ左(右)下の引き出し型トレイに収納し、調理器具類はレンジ周りの引出しや戸棚にしまうようにしておくと とても便利に使かっていただけます。

また取っ手は、ステンレスやスチールは素手で触ると冷たいですから、アルミ製または木製をお勧めしています。

キッチンは家の中心的位置に設ける

家の中心的位置といっても決して家の真ん中に設けるのではありません。キッチンは、家の全てを隅々まで把握できる、司令塔的な位置にプランニングするのです。
それはキッチンで家族の気配を感じることができるからです。といっても、キッチンは、作業をして音を出しているために、家族の気配に気付かないことも考えられます。
家族の気配が分かることも大切ですが、子供にとっては「母親に気付いてもらってる感」を持たせて安心させてあげることが 大切なことだと考えています。

オーダーキッチンが標準

楽しめるためのキッチン

毎日する料理だからこそ、楽しく自分の思うように取り回しのきくキッチンが、必要だと思います。
そのためには、既製品ではなく、希望をかなえたオーダーキッチンがよいと思うのです。
オーダーキッチンといっても、通常のシステムキッチンの価格と さほど変わることはありません。

キッチンの高さ

元気な今の自分は、どんな高さにでも合わせることができますが、しんどくなったときの自分は、高さに合わせることができなくなります。
なので、キッチンの高さは、しんどくなったときの ご自身のために、希望の高さから5mm程度低くすることを提案しています。

もったいなさの考え方

「今あるキッチンを利用したい」という提案をいただいたことがあります。
「まだ使えるからもったいない」ということが理由です。

確かにもったいないのですが、持っている物を生かそうとすると、建物がおかしくなることがあります。
どちらがもったいないか、慎重に考えることも必要だと思います。

置き場所が決まっていることが収納の基本

収納を考える上で、最も重要なことは、置き場所が決まっていることです。
収納スペースが少ない家であっても、物の置き場所が決まっていれば、家の中は自然に片付いた状態になります。
なぜ家の中が散らかってしまうのか?
それは、毎日使うものと、使わないもの、また置き場所が決っていないものが、混在しているからです。物の置く場所を決めることで、片付けなくても、家の中を自然に片付いてしまいます。
そこで、物の置く場所をわかり易くするために家の中の収納を4つに分けて考えてみることにしましょう。

◆使う収納
リビングに使うものは、必ずリビングに置いてある。洗面で使うものは、必ず洗面に置いてある。というように、使うものは、必ず使うところにあるようにすることが、使う収納の条件です。


そこには、そこで使わないものは置かないことが大切です。
使う物だけの収納は、使うものが必要なだけ使うところにあるからこそ便利ですし、自然に片付くのです。
また、棚の上や家具の上も使う収納として 同じように考えるとそれらも自然ときれいになります。

◆ストック収納
それでは、すぐに使わないものや余分なものは、どこに置けばいいのでしょうか。まず、その一つとして、ストック収納をつくります。
ストック収納は、直ぐに使わないものや 余分なもののストック場所として使います。


◆保存の収納
もう一つは、保存の収納です。
通帳、印鑑などの貴重品や、想い出の品、アルバムなどの大切なものを保存しておく収納です。
これらを収納する場所は、保存の収納とし、使う収納とストック収納とは分けてつくるのです。当然、それ以外のものと混同させないことがコツです。

※ここで大切なことは、「使う収納」と「ストック物」を同居させないことです。
使う物は使う収納に、ストック物はストック収納に分離して収納することが大切なのです。
使う収納とストック収納を明確に分けることで使いやすくなり、結果、片付けなくても自然と片付いてしまうが習慣が生まれるのです。
多くの家庭は使う収納とストック収納を混同していることが多いですね。ここを解決することで家の中がスッキリし始めてきます。

◆物の一時置き場

収納としては、使う収納・ストック収納・保存の収納の3つになりますが、それに加え、物の一時置き場があると、さらに、家の中は散らかって見えることがありません。
スーパーで買い物をして、両手に買い物袋を持って帰宅したとき、その買い物袋の一時置き場を決めておくことを提案しています。
広いスペースが必要なわけではありません。キッチン脇にカウンターを設けたり、収納カウンターの一部を、物の一時置き場にすることで十分なのです。
家事の作業スペースとしても役立ちます。

洗濯物の動線をシンプルに

      脱衣カゴに入れる
        ↓
      洗濯をして干す
        ↓
      干したものを取り込む
        ↓
      たたむ(アイロン掛け含む)
        ↓
       収納する

洗濯物の流れの中で一番気になるのは取り込んだ後 片付けるまでの間です。

家事の時間を制約されている奥さまにとって、とりあえず取り込んでおいて、時間のあるときにアイロンを掛けたり たたんだりしたいものです。
しかし、洗濯物を無雑作に置いてると散らかって見えるので、早くしなければいけないという気持ちに駆られます。

洗濯の家事でストレスが生まれないようにするためには、洗濯物が目に留まらないよう一時的置場を設け、そして収納までスムーズに流れる動線設計をする必要があります。

スイッチ・コンセント

スイッチやコンセントは 必要なものとはいえ、まともに正面から見えてしまうと 室内の雰囲気を損ねてしまうことがあります。
目線の正面でななく 目立たないように目線の横手に付けるように心がけています。

手すり

◆手すりには余韻をつくる

階段の手摺りには 必要な長さ以外に、階段を上り始めに10cmくらい、下り始めに30cmくらいの長さに余韻を設えるようにしています。
そうすることで 寄り添える部分ができ、手摺りに体重が預けられるので 上がり降りの際 安心感が得られます。

◆窓台
2階の窓も同じで、まともに真下が見えるから恐怖感を感じます。窓下に窓台を設置することで、真下が見えなくなり、怖さがなくなります。
窓台は、外観のデザインを引き締めると同時に、窓周りのメンテナンスにも役立ちます。

◆手すりの幅
2階から下を見たとき、まともに真下が見えると 人は高さを感じ 恐怖感を覚えます。
手すりに幅を持たせることで 真下が見えなくなり、恐怖感がなくすことができます。
高さが低めの手すりであっても、幅をしっかりとることで恐怖感がなくなります。

窓を端に設けることで外部へつながりを出す

昔の日本の建物は、窓が端につけられていることがよくあります。壁が突然切れてその延長線上に庭を存在させるようにしてあるのです。


窓を部屋の端に取ることで、内部から外部へのつながりを上手くつくることができるのです。

寝室の窓

寝室は、デリケートな部屋になりますので、必要以上に窓を取らないようにしています。
そもそも、寝室は寝るための部屋ですから、窓が大きく明るいといったことよりも、涼しさや爽やかさを感じられることの方が大切なのです。
伏せがちの時、明る過ぎると逆にうっとしく感じることもあるからです。

デッキは第二のリビングダイニング

ウッドデッキは、アイアンウッド(通称)という木材を使ってつくります。
ウッドデッキの下は、コンクリートにしていますので 掃除が楽にできてしかも衛生的ですし、適度にメンテナンスすることで、ウッドデッキは30年近く使えます。
モーニングコーヒーを飲んだり ランチや夕食を食べたり 人が集まれば バーベキューをしたりと大活躍です。時にはデッキに寄り添う木の下で 読書を楽しんだり、お昼寝をしたり、と ウッドデッキは、まるで第二のリビングダイニングです。

ロフトは子供も大人も楽しいパラダイス

屋根裏をロフトとして使えるようにしています。
他人にあまり見られないゾーンなので、子供が散らかしてもいい エリアにもできます。
子供にとっては、かっこうの遊び場のようで、よほど居心地がよいのか、おもちゃを持って上がったきり降りてきません。


ロフトの上の屋根は、屋根面に空気層を設け、さらに遮熱と断熱をしているので、夏の温度上昇を防ぐことにも成功しています。


物が多いご家族の収納スペースとしても このロフトが活躍します。
また、趣味のスペースとして活用されるご家庭も多くあります。

木製カウンター

キッチン脇や、廊下の突き当たり、そして書斎コーナーなどに、木製カウンターを設置すると、とても重宝して使っていただけます。
木製の板を固定するだけですから、材料費も施工費も利口にでき、費用対効果としては優れものです。
キッチン脇のカウンターでは、ノートパソコンを置いて、料理のレシピをチェックしたり、家計簿をつけたり、ブログを書いたり、ちょっとお仕事をしたりと奥さまのワーキングカウンターとして大活躍です。
廊下の突き当たりの木製カウンターは、季節のお花が飾られていたり、ご主人の蔵書が置かれミニ書斎になったりと重宝されています。

南側から吸気して北に排気

室内と外部の温度差は 夏より冬の方が大きいため、吸気と排気は 冬を基準に考えるようにしています。吸気口を北側にとると寒いため、建物の南よりから吸気して 北よりに排気することを基本としています。

子育てを考える家づくり・子供部屋の考え方

子供部屋は、最初からつくらない方がいいと提案しています。
子供が小さいときに 子供部屋がなければ、子供は家族と居ることが当たり前になります。
自己が芽生え 小学校の5~6年生になると、子供が自分から部屋がほしいと訴え始めます。その上で、そろそろ必要だなと親が感じたときに、
「ここがあなたの部屋ですよ」と子供部屋をつくってあげます。
そうすると、子供は自分の居場所をつくってくれた親に感謝の気持ちを持ちます。そして、部屋を大事にします。物を買うときに、置き場所を考えて買うようにもなります。
本人は、自分の部屋ができたことが、とても嬉しくてしょうがないです。
家は、教育の場であり 躾けの場でもあるのです。

子育てを考える家づくり・本物の家具から育つ心

家を建てたとき、いい家具を置いてください。
その時、子供には「この家具はいい家具だから大切にしていこうね」と伝えてあげてください。
もし、その家具に傷を付けてしまったとき、親はとても悲しい顔をすると思います。
子供にとって、親の辛い顔や悲しい顔を見たときが、一番悲しいのです。
そんな親の表情を見て、子供は物を大事にするようになります。
もし、子供がいたずらで、家具を傷付けたときは、本気になって子供をしかり、ちゃんと説明してあげてほしいのです。そうすることで、子供が社会に出たとき、公共の場でも物を大切にする大人になるはずです。

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